夜遅くまでスマホやパソコンをやり眠れなくなって、就寝時間が深夜1時、2時になってしまうのは、ありがちだと思います。翌朝は体が不調で、活力も集中力も出ない。こんな生活リズムは確実に人生にマイナスです。
あなたが抱える体の不調、それは睡眠不足が原因ではありませんか。感染症報道に怯える人が多かったのも、自分の健康に自信がない人が多かったからではないでしょうか。
寝てない日本人
OECDの調査で加盟国最下位と言われている日本人の睡眠時間は、2021年の調査では7時間22分でした。
ちなみに米国は8時間51分、中国は9時間1分でした。
QOL(生命の質)を上げるために、早起きと睡眠時間確保をしましょう
不眠がもたらす害
不眠は意欲の低下や、精神的な活動力を下げます。鬱っぽくなりがちで、ホルモンバランスも崩れやすくなります。自律神経にも影響を与え、免疫力低下、生活習慣病につながりやすくなります。
そもそも人類は夜になったら寝てたんですから、夜更かしは不自然なんですね
睡眠の効果
私も早寝早起きができてると体調が良いです。一日が長く感じ、特に午前中はやる気と集中力に満ちます。
反対に遅寝遅起きだと、なんとなく元気が出ずに、すぐに一日が終わってしまいます。
早起きはセロトニンを増やす
同じ一日なのになぜこのように違うのでしょうか、やはり人間は脳内物質のによって精神がコントロールされる生き物だからです。
早寝早起きが習慣になり、体内時計が整うことで、セロトニンの分泌が活発になり、幸福感とやる気が湧いてくるのです。
老化防止
睡眠中は成長ホルモンの分泌も促します。成長ホルモンは成長期だけでなく、成人でも日々の活動で傷んだ体の修復に使われる重要なホルモンです。脂肪燃焼を促進し、筋骨を作る。心身の回復を早めて、美肌も作ります。精神面の安定にも関わります。
早く眠るための方法
朝日を浴びる
目に光を受けると体内時計がリセットされ、メラトニンの分泌が抑えられ、セロトニンが分泌されるからです。それによって人間は目が覚めて活動的になります。
逆に夜に目に光を受けると、メラトニン分泌が増えず、眠れなくなります。
午後はカフェインをやめる
夜になってもお茶やコーヒー、エナジードリンクを大量に飲んでいる人がいますが、これでは不眠の原因になります。カフェインが体に入った状態では寝つきが悪く、睡眠が浅くなります。
カフェインは抜けるのに意外と時間がかかります(私的体感では8時間ぐらい残ってる)。カフェインは午前中だけの嗜みにしましょう。
適度な運動をする
身体が疲れてると寝付きがよくなります。軽く運動をして、体をほどほどに疲れさせる習慣を付けましょう。
長い昼寝は夜の睡眠の妨げになります。日中眠くなったら、外で体を動かすのが良いでしょう。
夜はスマホやディスプレイのような明るいものを見ない
スマホやディスプレイが、現代において一番の夜更かし、不眠を産む原因と私は考えています。できれば寝る2時間前は明るいものを見るのは止めた方がいいでしょう。部屋もほどほどに暗くしましょう。
夜のネットは、せめて光量を減らしたり、頭を使わない内容のコンテンツにしよう
寝具にこだわる
人生の3分の1は寝床で過ごすのですから、寝具にこだわれるなら、こだわった方がよい。
しかし、マットレスなどは高額な商品が散見されますので、良く調べてから買いましょう。
高額なものほど、失敗したときのダメージが大きいので、良く調べた上で買いましょう
でも、そこに業者は付け込んでくるから、迷ったら老舗の有名ブランド
目標は、午後10時に寝ること
もちろん人によって、何がベストかは異なるでしょう。7時間睡眠がベストな人もいますし、東日本と西日本は日の出の時刻も違います。自分自身で試してみて体調の良い、睡眠時間と起床時間を探ってみてください。
人間は気分次第で見える世界が変わります。その気分の積み重ねがあなたの人生を作り上げるのです。
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